投資家が期待するピッチデッキの構成と、AIでつくる方法
投資家は毎週たくさんのピッチデッキを読み、いつも見慣れた順番で読み進めます。あなたのストーリーがその順番に沿っていれば、投資家は市場のスライドを探す代わりに、ビジネスそのものに集中できます。構成、各スライドに書くこと、AIで素早くデザインする方法を紹介します。
多くの投資家が知っている構成
よく引用される構成のひとつが、Sequoia CapitalのガイドWriting a Business Planです。10の項目が挙げられていて、多くのピッチデッキがその変形版に沿っています。
- 会社の目的:何をしている会社か、明確な一文で。
- 課題:顧客の困りごと、今どう対処しているか、なぜそれでは足りないか。
- 解決策:あなたの洞察と、その答えが優れている理由。
- なぜ今か:何が変わったから、今それが可能に、あるいは急務になったのか。
- 市場の可能性:顧客は誰で、市場はどれくらい大きいか。
- 競合と代替手段:ほかに誰が解決していて、どう勝つのか。
- ビジネスモデル:どうやって収益を上げるか。
- チーム:なぜあなたたちが最適なのか。
- 財務:手元にある数字と計画。
- ビジョン:うまくいけば5年後に何になっているか。
多くの創業者は、プロダクト(画面やデモ)、トラクション(ユーザー数、売上、成長)、最後に資金調達の依頼(いくら調達し、何に使うか)のスライドを加えます。10〜12枚がよくある長さです。
各スライドに書くこと
目的と課題
1枚目を見た人が、同僚にあなたの会社を説明できるようにしましょう。「マンションの住民の洗濯物を回収し、24時間以内にきれいにして届けます」は明確です。「ライフスタイルサービスに革命を」では伝わりません。
課題のスライドには、実在する人物像と実際のコスト(時間、お金、リスク)が必要です。あいまいな箇条書き3つより、鋭い具体例1つのほうが響きます。
解決策とプロダクト
並べるのではなく、見せましょう。プロダクトの画面や3ステップの「使い方」で、解決策が具体的になります。AIでアプリの画面をデザインしたなら、主要な2〜3画面のPNGがここで役立ちます。AIでアプリをデザインする方法もご覧ください。
なぜ今か、と市場
「なぜ今か」は創業者が飛ばしがちで、投資家がよく質問するスライドです。変化を示しましょう。新しい規制、安くなった技術、暮らし方や支払い方の変化(たとえばQRコード決済の普及)などです。
市場は、どう見積もったかを示します。「最初の都市のマンション戸数 × 平均支出」のようなボトムアップの推計は、レポートから持ってきた巨大な数字より説得力があります。
競合
「競合はいません」とは決して言わないこと。近所のコインランドリーや「自分で洗う」も含めて代替手段を正直に示し、顧客があなたを選ぶ理由を1〜2つ挙げましょう。
ビジネスモデル、トラクション、財務
顧客がいくら、どれくらいの頻度で支払い、1人に対応するのにいくらかかるのかを書きます。トラクションがあれば実際の日付入りのグラフで。なければ、今回の調達で何を証明するのかを書きます。根拠を示せる数字だけを使いましょう。投資家は確認します。
チームと依頼
1人1行で、この事業に関係する過去の経験を書きます。最後のスライドには、調達額(円またはドル)、使い道、達成するマイルストーンを書きます。
読みやすいデッキのデザインルール
- 1スライドに1メッセージ。 スライドのタイトルをメッセージにします。「課題」ではなく「住民は洗濯に週4時間を使っている」。
- 数字は大きく、言葉は少なく。 段落が必要なスライドは、2枚に分けましょう。
- ビジュアルのスタイルは1つ。 すべてのスライドで同じフォント、色、グリッドを。
- あなたがいなくても読める。 ほとんどのデッキは、あなたのいないところでパソコンで読まれます。1枚ずつで意味が通じるように。
AIピッチデッキ作成でデッキをつくる
- Lyxvo Designを開き、プレゼンテーションからピッチデッキ(16:9)を選びます。
- 会社と資金調達について数文で書きます。何をしているか、誰のためか、トラクション、調達額。希望するスライドの枚数も書きましょう。
- 矢印を押すと、エージェントはまずデッキの構成(各スライドのタイトル、要点、ビジュアルを1つのストーリーとして)を決め、その後、統一されたスタイルで1枚ずつ順番にデザインします。1回で計画できるのは最大8枚です。
- 投資家の目線で読み、下の入力欄で内容を直します。「市場のスライドをボトムアップの推計に差し替えて」「実証実験の数字を追加:6週間で340件の注文」
- スライドを増やしたいときは、スライドを右クリックして「Similar design」を選ぶと同じスタイルの新しいスライドができます。足りないスライドをエージェントに頼むこともできます。
- そのほうが早い場合は直接編集します。スライドをダブルクリックして、数字、グラフ、写真を差し替えます。
- 書き出し → PNGをダウンロードで、すべてのスライドを1920 × 1080で保存できます。PDFやプレゼンソフトに入れても、スタジオから直接プレゼンしてもかまいません。
スライドには本当の数字だけを載せましょう。まだトラクションがないなら、「次に証明すること」を正直に書いたスライドのほうが、推測の数字より強い印象を残します。
よくある失敗
- スライドが多すぎる。 15枚を超えると、最後まで読まれることはまれです。
- ビジネスモデルが見えない。 8枚目まで来ても収益の上げ方が分からなければ、投資家は読むのをやめます。
- 具体例ではなく流行語。 「AIを活用したプラットフォーム」では何も伝わりません。「19時に回収、翌日19時にきれいな洗濯物をお届け」ならすべてが伝わります。
- デザインがバラバラ。 フォント5種類、配色3パターンでは、急いでつくった印象になります。
- 依頼がない。 最後は必ず、金額、資金の使い道、マイルストーンで締めましょう。
投資家向け以外にも
同じスタジオで、スタートアップに必要なほかの資料もつくれます。営業資料、四半期レポート、カルーセルスライド(1:1)を使ったSNS用カルーセルなど。ブランド → マイブランドのブランド設定はすべてに反映されます。
まずは構成から。会社を一文で書き、AIプレゼン資料作成で完全なデッキに仕上げましょう。
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自分の言葉で説明すれば、デザインエージェントが最適なフローで始めます。無料で始められます。
関連ツール: スライドとピッチ資料をつくるAI