Lyxvo AIの使い方:チームとひとり起業家のための実践ガイド

Lyxvo · 公開日 · 5 分で読めます

Lyxvo AIの使い方:チームとひとり起業家のための実践ガイド

Lyxvo AIは、インドネシアの技術企業Lyxvoが開発したエージェント型のデザインツールで、デザインを作る前に計画を立てます。この記事では、Lyxvo AIでできること、良い結果を得るためのコツ、製品の各機能をどの場面で使うべきかを説明します。

Lyxvo AIで実際にできること

ほとんどのAI画像ツールは、1つのプロンプトから1枚の画像を返します。Lyxvo AIは仕組みが異なります。デザインエージェントがまず作業内容を計画し、そのうえでデザインを作成するため、出力は1枚のばらばらな画像ではなく、そのまま使えるアセットの一式になります。エージェントは次のものを作成できます。

  • iOS、Android、Web向けの完全なアプリ・ウェブサイト画面
  • Android、iOS、Webのすべてのアイコンサイズを含むロゴとブランドキット
  • Instagram、TikTok、Facebook、YouTube、X、LinkedIn、Pinterest、WhatsApp、Threadsの正確なサイズに合わせたSNS投稿
  • スライドとピッチデッキ、チラシ、ポスター、300dpiの印刷用データ

出力が構造化されているため、その後も編集を続けられます。すべての結果はCanva風のエディタで開き、テキストの編集、写真の差し替え、色の変更を直接行えます。プロンプトを最初から入力し直す必要はありません。

はじめ方

Lyxvo Liteは無料で始められますが、1日あたりの利用上限があります。より多くの処理能力が必要になったら、プランはFree、Plus、Pro、Business、Enterpriseから選べます。現在の料金は料金ページをご覧ください。

特定の形式から早く始めたい場合は、以下のスタジオリンクから適切な出発点を直接開けます。

ステップごとのワークフロー

次の流れは多くのプロジェクトに有効で、エージェントの設計思想にも沿っています。まず計画し、次にデザインし、最後に調整します。

  1. 見た目だけでなく目的を書く。 「おしゃれな投稿を作って」ではなく、「初めて購入する人に向けて、春のセールをInstagramで告知。商品写真1枚と分かりやすい割引を入れて」のように書きます。エージェントは目的を軸に計画を立てます。
  2. プラットフォームとサイズを指定する。 InstagramストーリーズやサイズW1920×H1080のスライドなど、掲載先と形式を伝えます。サイズを正確に指定すると、後のリサイズの手間が省けます。
  3. ブランドの情報を伝える。 カラー、フォント、ロゴ、トーン&マナーを含めます。入力が一貫していれば、出力のセットも統一されます。
  4. 計画を確認してから生成する。 全体のデザインを確定する前に、エージェントが提案する構成を確認します。
  5. エディタで調整する。 見出しを変え、画像を差し替え、色を直接調整します。小さな修正は、プロンプトで指示するより手作業のほうが速いことが多いです。
  6. 適切な形式で書き出す。 実寸のPNG、SVG、HTML、またはFlutterやKotlin Jetpack Compose向けのコードなど、デザインの用途に応じて選びます。
ノートパソコンで計画されたアプリ画面一式とブランドキットを確認するデザイナー
ノートパソコンで計画されたアプリ画面一式とブランドキットを確認するデザイナー

目的に合ったツールを選ぶ

すべてのプロジェクトで同じ機能が必要なわけではありません。下の表は、よくある目的とそれに最も合うLyxvo AIの機能を対応させたものです。

目的最適な出発点役立つ機能
ブランドを立ち上げるロゴとブランドキットAndroid、iOS、Webのすべてのアイコンサイズ
複数のチャネルに投稿するSNS投稿スタジオ正確なサイズ、マジックリサイズ
投資家に提案するピッチデッキスタジオスライドエディタ、PDFまたはPNGへの書き出し
ポスターを印刷するチラシまたはポスター300dpiでの印刷
モバイルアプリをデザインするアプリ画面FlutterまたはKotlin Jetpack Composeへの書き出し
開発者に引き渡すあらゆるデザインFigma(SVGとトークン)、HTMLへの書き出し
新しい市場に進出するあらゆるデザイン翻訳
投稿を動画クリップにするデザインから動画へデザインからの動画出力

チームで作業する

リアルタイムの共同編集により、複数の人が同じデザインを同時に編集できます。実用的な分担例は、1人が依頼内容とブランドの情報を担当し、2人目がエディタでレイアウトとコピーを作成し、レビュー担当が最終的な書き出しを承認する形です。すでにCanvaでデザインがある場合は取り込んで編集を続けられるので、ライブラリをゼロから作り直す必要はありません。

共有のピッチデッキとSNS投稿セットをリアルタイムで共同編集する小規模なチーム
共有のピッチデッキとSNS投稿セットをリアルタイムで共同編集する小規模なチーム

よくある失敗を避ける

  • 曖昧な依頼。 「何かモダンなもの」では一般的な結果になります。対象者、期待する行動、参考にしたい特徴を2〜3個挙げましょう。
  • 書き出し先を考えない。 印刷用チラシにPNGを使うことは、300dpiの印刷用データを使うことと同じではありません。書き出す前に用途を決めましょう。
  • 編集せずに生成し直す。 レイアウトが合っていて一語だけ違う場合は、エディタで文字を直しましょう。
  • ブランドキットを作らない。 色と書体を一度設定しておけば、以後のすべてのアセットが揃います。
  • 画面と完成したアプリを混同する。 個別の画面はデザインフローで作成します。複数ページからなるアプリやウェブサイト全体は、別途レンタルするLyxvo Engineを使います。各アカウントでは2ページを無料で試せます。

公開前のチェックリスト

  • 目的、対象者、行動喚起が最初の一目で分かる
  • サイズが掲載先のプラットフォームに合っている
  • 最も小さく表示される場面でも文字が読める
  • 色とフォントがブランドキットと一致している
  • ファイル形式が用途に合っている:PNG、SVG、PDF、動画、またはコード
  • 別の言語で公開する場合は、ネイティブスピーカーが翻訳を確認している

まとめ

Lyxvo AIは、計画のパートナーとして使い、その後にエディタで仕上げるという使い方で最も役立ちます。目的を明確に書き、正確な形式を選び、ブランドの情報を与え、手作業で調整してから適切な形式で書き出しましょう。まずはLyxvo Liteで1つのプロジェクトを試し、より速く始めたいときはドキュメントやテンプレートをご覧ください。

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